「大波3兄弟」が、3人そろって14日目に勝ち越しを決めた。

三男で東前頭筆頭の若隆景(27=荒汐)は、千代丸を下して8勝6敗とし、来場所の返り三役を濃厚にした。「少しホッとしている。まだ明日もあるので、明日(千秋楽)も自分の相撲を取りたい」。三役復帰なら、新小結だった昨年7月の名古屋場所以来となる。

次男で東前頭15枚目の若元春(28=荒汐)は翔猿を破り、弟の若隆景も果たせなかった新入幕勝ち越しを決めた。「シンプルにうれしい。(兄弟)3人とも勝ち越せたのはうれしい」と喜んだ。

長男で東幕下17枚目の若隆元(30=荒汐)は、霧の富士を押し出して4勝3敗と勝ち越した。来場所は幕下15枚目以内に入る見通しとなった。

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