日本相撲協会は25日、大相撲夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

横綱は、3月の春場所を途中休場した在位5場所目の照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、3場所ぶり7度目の優勝を目指す。番付上で4場所連続の一人横綱として臨む。

大関陣は、新大関の春場所で11勝4敗だった御嶽海(29=出羽海)が初めて東の正位に就いた。西は正代(30=時津風)で、序列2番目に貴景勝(25=常盤山)が就いた。

関脇は東西とも先場所と同じ顔触れとなった。東は春場所で初優勝を遂げた若隆景(27=荒汐)が、大関昇進に向け足固めの場所として臨む。西は阿炎(27=錣山)が就いた。ともに、関脇としても三役としても2場所連続の在位となる。

先場所、新三役の西小結で勝ち越した豊昇龍(22=立浪)は東に回り2場所連続の小結在位。西小結は大栄翔(28=追手風)が2場所ぶりの復帰となった。

大相撲夏場所は、5月6日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。