西前頭4枚目の隆の勝が相撲巧者の遠藤を押し出し、8勝2敗で勝ち越しを決めた。物言いがつくも、軍配通りとなった。

西前頭15枚目の一山本は琴勝峰を突き出して、勝ち越しを決めた。2敗でトップは平幕2人となった。

横綱照ノ富士は小結豊昇龍を寄り倒し、3敗を守った。

一方で大関正代は関脇若隆景に何もできずに寄り切られ、3勝7敗と後がなくなった。先場所、12勝で優勝の若隆景は大関への足固めを狙う今場所、5勝5敗として連続2桁の望みを残した。

大関貴景勝は北勝富士に押し出されて、5勝5敗の五分となった。

唯一、御嶽海が翔猿をすくい投げで下し、大関全滅を防いだ。