佐田の海は自己最多の11勝で、14年夏場所の新入幕以来となる敢闘賞に花を添えた。

隆の勝を相手にあっさり二本差すと、攻め込まれながら土俵際で逆転のすくい投げ。優勝の可能性を残した白星に「優勝争いはしていたけど、本当に意識がなくて他人事という感覚。あまり緊張することもなかった」と平常心を貫いた。