現役関取最年長、37歳の玉鷲が北勝富士との「1敗対決」を制し、優勝争いの単独トップに立った。

立ち合い、北勝富士が左前まわしも玉鷲はかまわず突き放し、力強い左のど輪で押し出した。19年初場所の初優勝以来、2度目の優勝が現実味を帯びてきた。

東前頭10枚目錦富士はうまい相撲で千代翔馬を寄り切り、2敗を守った。東前頭筆頭の翔猿は宇良に勝って勝ち越し。関脇若隆景は3連敗からの8連勝で勝ち越しを決めた。

かど番の大関御嶽海は過去2勝0敗の佐田の海に突き落とされて負け越し。大関からの陥落が決まった。今年春場所で新大関に昇進。在位わずか4場所で来場所、関脇で出直し2桁勝利での大関復帰を目指す。

大関正代は若元春を突き落とし、2日目からの連敗を9で止めた。

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