21年学生横綱で幕下15枚目格付け出しの川副(23=宮城野)は、東幕下11枚目の獅司(25=入間川)の上手投げに屈し3敗目を喫した。

191センチ、165キロの相手に対して下から当たってもろ差しの体勢で寄っていったが、そこから攻めあぐねた。獅司に右の上手から豪快に投げられ、「もろ差しをになったところで、焦りすぎました。正面じゃなくて、もうちょっと横につくべきでした」と反省した。

デビュー場所で星を五分に戻して、残り1番へ。勝ち越すために是が非でも白星が欲しいところ。「3勝3敗でラストな相撲。こういうのを早いうちに経験できてよかった。勝たないといけない」と前向きに締めた。

秋場所12日目写真特集>>