日本相撲協会審判部は打ち出し後に千秋楽の取組編成会議を開き、12勝2敗の玉鷲(37=片男波)と11勝3敗の高安(32=田子ノ浦)の直接対決が決まった。

玉鷲が本割で勝てば、昭和以降最年長Vとなる37歳10か月での優勝。一方、高安が本割と優勝決定戦で2連勝すれば初の賜杯となり、初土俵から所要104場所での初優勝は優勝制度ができた1909年(明42)以降歴代2位のスロー優勝となる。

平幕同士の優勝決定戦になれば、12年夏場所の旭天鵬-栃煌山以来となる史上2度目となる。