日本相撲協会審判部は、打ち出し後に千秋楽の取組編成会議を開き、大関経験者の東幕下15枚目朝乃山(28=高砂)と西幕下20枚目の栃幸大(23=春日野)の対戦が決まった。

朝乃山は11日目の6番相撲で東幕下28枚目勇磨(24=阿武松)に突き落としで敗れ、今場所初黒星を喫した。勝てば11月の九州場所での十両復帰となる7戦全勝に王手だったが、それが消滅。幕下上位でもしっかりと白星を重ねてきただけに痛い1敗になった。この悔しさをバネに、残り一番を白星で締めくくりたい。