西幕下筆頭の湘南乃海(24=高田川)が、東11枚目の千代の海をはたき込み、4連勝で勝ち越しを決めて新十両に前進した。

師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)から「大事な一番。逃げるな」とハッパをかけられていたという。相撲内容は「夢中すぎて何も覚えてないです」と言いつつ、「師匠に言われたので踏み込んでいったが相手があまりに低かったので。相撲内容はよくなくても体が動いている。(4連勝は)うれしいです」と言った。

14年春場所初土俵で今場所が50場所目。16年九州場所で幕下に上がってから、36場所目となる。何度も幕下ひと桁で関取を狙える地位にいながら、壁にはね返されてきた。

残り3番が重要。「一番一番に集中していきたい」と気を引き締めた。

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