東前頭13枚目の琴勝峰が幕内で自己最多の11勝目をあげた。2年前に初場所で優勝した大栄翔と対戦。突き放しに耐え、左四つに組み止めて寄り切った。優勝争いもトップで千秋楽を迎える。

「1人大関」貴景勝は関脇豊昇龍を立ち合いではたき込み。3敗を守り、最後の1番に臨む。

3敗で並んでいた東前頭8枚目の阿武咲は、立ち合いで足が出ず、霧馬山の突き落としに敗れた。4敗に後退。霧馬山は三役で初めて2桁白星に乗せた。

新小結若元春は玉鷲を押し出し。弟の関脇若隆景も正代を寄り倒し、兄弟三役で同日勝ち越しを決めた。

【写真特集】V争い貴景勝と琴勝峰が3敗守りトップ並走 霧馬山と阿武咲4敗で追う/初場所14日目