西前頭7枚目の高安(33=田子ノ浦)が、一山本を下手投げで下して無傷の6連勝とした。

相手の力強い突きに耐えて、しっかり組み合う形になり、右の下手を振って豪快に転がした。「つかまえて、うまく決めれたので良かったと思います。作戦を立てたことが土俵の上でやれてる」と狙い通りの攻め。休場明けの場所だが、中盤戦も幸先よいスタートと絶好調だ。

7日目は同じく6連勝といまだ負けなしの平幕の翠富士と対戦することが決まり「特に、いつも通り相手を倒すことだけ考えたい」と気にする様子はない。「明日も目の前の一番で良い相撲を取れるように準備したい」と話していた。