昭和以降最速の所要1場所で新十両に昇進した西十両14枚目落合(19=宮城野)が、勝ち越しを決めた。

白鷹山を送り出しで破り、7連勝で8勝1敗とした。

落合は1月の初場所で幕下15枚目格付け出しデビューし、7戦全勝で幕下優勝。今場所は2日目に同じ新十両の玉正鳳戦こそ敗れたが、順調に勝ち星を積み重ね、朝乃山、逸ノ城という幕内優勝経験者らとともに先頭争いに加わっている。

地元鳥取をはじめ、周囲の支えを一段と感じ、連勝を伸ばした。“令和の怪物”は、場所中も日ごとに成長している。