昭和以降最速の1場所で新十両昇進を果たした西十両14枚目の落合(19=宮城野)が3連敗で、8勝4敗に後退した。同じ3敗の豪ノ山の突き落としに屈した。立ち合いで張り差しにいくもかいくぐられ、逆にいなされて勝負あり。「良くなかったと思います」と言葉少なげに振り返った。

9日目に勝ち越しを決めた後、そこから10日目に同世代の20歳の熱海富士、続く11日目に逸ノ城と連敗。この日豪ノ山にも敗れ、足踏みが続く。先場所、幕下15枚目格付け出しデビュー。7戦全勝優勝して破竹の勢いで関取の座まで上がってきたが、立て直せるか。残り三番。「明日やることをやる、そういう気持ちです」と気持ちを入れ直した。