関脇霧馬山(26=陸奥)がただ1人、大栄翔を逆転する権利を得た。

千秋楽、結びで直接の対戦が組まれて本割、優勝決定戦と勝てば初優勝と、自力での可能性を残した。若隆景の休場により不戦勝で2場所連続11勝。前々場所は8勝で、審判部は今場所後の大関昇進に関しては見送る方向。ただ、逆転優勝となれば来場所の挑戦が有利に働くのは間違いない。大きな1番、2番となるか。