幕下は西26枚目の木竜皇(20=立浪)が、幕内経験者の東42枚目・大翔丸(31=追手風)を押し出して初優勝を飾った。

「めちゃくちゃうれしいです。今まで優勝とかしたことなかったので」。

先代時津風親方(元幕内時津海)の長男。先場所は自己最高位、西幕下13枚目で2勝5敗と負け越したが、今場所は修正してきっちり力を示してきた。

幕内の宇良に似ていると言われるという。「豊昇龍関によく言われます。宇良関ぐらい、強くなれるよう頑張りたい」と誓った。