関脇豊昇龍(24=立浪)が、大関昇進を事実上決めた霧馬山を破って11勝目を挙げ、大関とりへ大きな1勝を挙げた。

もろ差しで体を密着させると、持ち上げてから下手投げ。関脇だった先場所の10勝と合わせて2場所で21勝を挙げた。大関昇進目安は「三役で3場所33勝」で、大きな意味を持つ1勝となった。「来場所のことはまだ気にしていない。負けた相撲は(研究し)もっと稽古して直したい」と力を込めた。