2021年春場所中に引退した鶴竜親方(37=元横綱)が3日、都内のホテルで引退記念パーティーを行った。東京・両国国技館での引退相撲に続いて行われたもので、宮城野親方(元白鵬)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏という同じモンゴル出身の元横綱らが出席。盛大に開かれた。

鏡開き、乾杯に先立ち、鶴竜親方は集まった後援者らに向けてあいさつした。「今日は、ずっと皆さまの温かいお言葉をいただき、あらためて力士になってよかったと思いました。(中略)一つの区切りとなりますが、これからは指導者として新しい1歩を踏み出します。皆さまにはご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、今まで以上のご支援をいただけますよう、お願いを致しまして、御礼のごあいさつとさせていただきます」と話すと、拍手が起きた。

その後、モンゴルの総理大臣の代理人から記念品を贈呈されるなど、終始華やかに行われた。