大相撲秋場所13日目(22日、東京・両国国技館)に各段で優勝が決まる可能性がある。各段の優勝争いは以下の力士。
▽幕下 西47枚目の千代嵐(32=九重)が6戦全勝。22年初場所で新十両、同年夏場所で返り十両も4勝11敗と負け越し。14年春場所の三段目優勝以来の各段優勝を狙う。
▽三段目 西2枚目の北〓磨(37=山響)、西35枚目の豪ノ湖(19=武隈)、東68枚目の千代獅子(18=九重)が6戦全勝。北〓磨は最高位東前頭15枚目で初土俵は02年春場所のベテラン。豪ノ湖は番付に載った今年春場所から4場所連続勝ち越し。千代獅子は1度番付外からはい上がり、初の各段優勝を狙う。
▽序二段 3人が6戦全勝。東14枚目の安大翔(18=安治川)は先場所、序ノ口優勝を飾った。西65枚目の高野(22=木瀬)は先場所途中休場からの復活。西76枚目の王輝(27=錣山)は最高位東十両13枚目の関取経験者。
▽序ノ口 東18枚目の城間(23=尾上)が6戦全勝。日大相撲部出身で先場所、再出世を果たした。
※〓は「石」の右に「番」