関脇高安(33=田子ノ浦)は勝てば4敗で並び、熱海富士、貴景勝との優勝決定ともえ戦に進出していたが、大関霧島に引き落とされて5敗目を喫し、優勝を逃した。

昨年の3度も含めて、優勝争いをして千秋楽を迎えたのは8度目だった。悔しさを隠しながら「精いっぱいやりました」。それでも春場所以来の2桁10勝に到達。「2桁勝ちたいとの目標はあったので」とノルマのクリアを収穫とした。