大相撲の関脇大栄翔(30=追手風)が、新大関の琴ノ若に対抗心を燃やした。

15日、埼玉・草加市内の部屋で稽古し、翔猿や遠藤など関取衆らと15番取って汗を流した。母校埼玉栄の後輩の大関昇進について、「もちろん悔しい気持ちはありますけど、一緒に稽古してきた仲ですから良い刺激になります」と正直な思いを述べた。

1月の初場所前には佐渡ケ嶽部屋へ立て続けに出稽古へ訪れるなど、4日連続で琴ノ若と手を合わせた。力を付けてきた後輩に出世で先を越されたが、ここで後れを取るわけにはいかない。

12勝を挙げ優勝次点となった昨年春は自力優勝を決められる位置にいながら、千秋楽本割、決定戦と霧馬山(後の霧島)に痛恨の連敗で賜杯を逃した。その1年後、再び大阪に地で臨む勝負の場所。ここから徐々に調子上げながら、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて準備する。【平山連】