大相撲の新大関琴ノ若(26=佐渡ケ嶽)が27日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で大阪入り後初の稽古を行い、四股や重りを背負ってのすり足などで汗を流した。相撲を取らなかったが、春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けて「体もある程度戻ってきた。結果は自分で引き寄せるもの」と意欲をにじませた。

大阪に入る前は多忙を極める中、幕内琴勝峰との申し合いなどをこなした。「稽古はきちんとやってきた。朝に稽古場に下りられない日が続くかと思ったが、そんなことはなかった」と浮ついた様子はなかった。

今後は部屋で調整し、出稽古に来る力士と胸を合わせてペースを上げていく。父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「協会の看板である横綱、大関はさまざまな仕事をこなさなければいけない。その中でも体は全くしぼんでいない」と心配していなかった。

関係者によると、大関昇進披露パーティーを9月29日に都内で開く予定にしている。地位の重みを実感する日々に、琴ノ若は「音を上げている場合ではない。お祝いしてもらっているので感謝。うれしい悲鳴」と活力にする。