墨田シニア(東東京支部・城東ブロック) 6月13日、全体練習が再開され、久々に選手全員が集まった。「そこでまず、300メートルインターバルを10本やり、3カ月前のデータと比較したところ、大半の選手は3秒~10秒ほど遅くなっていました」と相曽一幸監督。冬の間は体力強化として走り込み(土手走り)をして下半身強化に取り組んできたのだが、やはり活動自粛期間は選手たちの基礎体力を奪っていた。

「それでも、SNSを使ってスイングの修正指示を行うなど、個々の努力は積んできました。その成果は着実に出ていますし、体力は動いてるうちに必ず回復するでしょう」(同監督)。

主将を務めるのは小泉力旺(左翼手)だ。春季大会終了後、チーム内の活性化を図るべく、3年生で一番元気のある選手として任命された。「全員で頑張ろう、という姿勢を持った選手です。他に注目してもらいたい選手はエース右腕の加藤壮真。背も伸びてきて球速もアップしてきている。直球と変化球のコンビネーションで、打たせて取るピッチングが持ち味です。また、二塁手の森谷周平と、内外野ともに守れる神島新は、高校ではスラッガー級の打者に成長しそうな有望株です」(同)。

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