加須シニア(北関東支部・北部ブロック) この秋始動した新チームは2年生5人、1年生16人。主将はエースで3番の小田晃誠が務める。「小田は新チームになって捕手から投手にコンバートしたばかりですが、やる気と元気で乗り切ってくれるでしょう」と、永島茂幸事務局長兼コーチは期待をかける。投手としては、制球力のある直球を中心に変化球を織りまぜ打たせて取るタイプ。投手陣は他に2年の大塚遥翔、1年で左の北晴友投手、右の広瀬聡大と粒がそろっている。「次期エース候補は1年の2人。秋に経験を積み、来年の春夏で大きく成長してほしいですね」と同コーチは話す。

打撃の中心は小田主将に続いて4番を打つ大塚。長打も期待できるアベレージヒッターだ。「若いチームだけに、投げても打ってもこの2人が活躍してくれないと試合に勝てないというのが現状です。それだけに、冬の間は守備陣の技術向上を図り打撃練習にも力を入れて、クリーンアップをもう1人育てたい」(同)。

網野登監督の下、チームとしては4年ぶりの関東大会を目指すが、「まずは一戦必勝。勝って子どもたちの喜ぶ顔が見たいですね」(同コーチ)。

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