城南信用金庫(川本恭治理事長)は、都内の信用金庫とも協力して、厳しい経営環境にある飲食店のテイクアウトやデリバリーなどに対応する「テイクアウト支援サイト」を立ち上げ、1月12日から登録者の応募を始めた。

昨年4月の緊急事態宣言以降、外出自粛や営業時間短縮等が飲食店を直撃。客が減った飲食店は、金融機関からの借り入れや各種補助金・助成金などで、売り上げ減少を補填(ほてん)しながら事業を継続していた。昨年末には追加融資の相談が増え始めたが、今年1月7日に2回目の緊急事態宣言が…。今まさに、地域の飲食店は事業存続の危機にひんしている。

そんな中、「地域の皆さんを明るく、元気にする」をモットーにしている信用金庫が連携して、こうした地域の飲食店を支援するウェブサイトを立ち上げた。

このサイトへの登録は「無料」で可能。テイクアウトできる店が、サイト内の地図上に一覧で表示されるのも好評だ。エリアやカテゴリー別の検索も簡単にできるなど、使いやすいサイトとなっている。城南信金の担当者は「地域の飲食店を応援する輪が、大きな輪となることを目指しています」と話す。申し込みは、https://tsunagaro.jpから。

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