SKポニーは、東海大菅生を率いて4度の甲子園出場、東海大を率いて15度のリーグ優勝(大学日本一1度)などの経験を持つ横井人輝監督(58)が中心になって新規加盟したチームだ。3月から相模原のグラウンドを中心に活動をスタートさせる。「目先の勝利ではなく育成を大事にしたい」と横井監督は指導の方針を説明する。試合では基本的にバントをせず、打撃技術と走塁技術を磨いて得点を狙う。8人の投手陣はまず短いイニングを投げ、徐々に長いイニングを目指していく。

強打の捕手・坂間拓海(1年)が主将を務めチームを引っ張る。「拓海には主将を経験することによって、より大きく成長してほしい」と横井監督は大きな期待を寄せる。米田虎輝(1年)が副主将として坂間をサポートする。投手陣は天利絋誠、山本慈英(ともに1年)らを中心に8人が切磋琢磨(せっさたくま)しながらエースの座を狙う。打線では俊足の内野手・菅沼迪加(1年)がチャンスをつくり、長打力のある坂間らがかえす役割を担う。3年生の伊藤和希、澤部祐希も高校野球での活躍を目指し練習に励んでいる。

「まずは1年生大会でどれくらい戦えるか楽しみ。将来的には彼らが甲子園で戦っている姿を見たいですね」と横井監督は意気込みを話す。

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