新東京ポニーBCは、ポニーリーグの理念に共感した中里雄一監督(50)が中心になって新たに立ち上げたチームだ。主に三郷市、吉川市、野田市などのグラウンドで今年1月から活動を開始している。「ポニーリーグはリエントリー制度があったり、複数チームが大会に出場できるのが魅力。選手たちには試合にたくさん出ることによってうまくなってほしい。補欠のいないチームを目指していきたい」と中里監督は指導方針を語る。

チームを引っ張る主将・髙橋悠斗(2年)は頭脳明晰(めいせき)。投手としては制球を重視し打たせて取る投球を心掛け、打者としてはチャンスに強い好打者だ。奈良悠瑚(2年)はスピンの利いたボールを放つ速球派右腕。体格に恵まれ、長打を打てる打撃も魅力だ。俊足の好打者・中里友之進(1年)はチャンスメーカーとしての活躍を期待されている。

春季大会には合同チームで参加する予定だ。「人数を増やして、早く単独チームで大会に出たいですね。でも人数が少ない分、他チームの何倍もボールを捕れるし何倍もバッティング練習ができる。選手たちには今、この時間を大切にして成長していってほしいですね」と中里監督は笑顔で話す。

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