千葉・ロイヤルスターゴルフクラブ16番ホール(389ヤード)パー4。曇り、気温20度。無風。

16番は、ティーグラウンドから260ヤード地点にクリークがあり池が絡む。フェアウエー右の木が狙いとなる。ティーグラウンドの木とクリークが絶妙に配置され、飛ばし屋も2打目が170ヤード以上残る設計の戦略的ホール。このホールも照山亜寿美(サザンヤードCC)は安定したティーショットを放つ。和田一浩(日刊スポーツ評論家)はクリークまで届かない2UTを選択する。

▼1打=和田は2UTで右ラフ(230ヤード)。照山は1Wで狙いの木に向かって一直線(230ヤード)。

▼2打=和田は残り190ヤードをラフの傾斜地から5Iで狙ったがグリーン左手前。照山は残り175ヤードを5I選択も前の木がスタイミーでグリーン手前。

▼3打=和田、照山はウエッジでピン2メートルに寄せる。

▼4・5打=和田、照山は2パットでボギー。

16番のレッスン課題は、「ダボ(パーより2打多いスコア)を打たない」和田希望の「スイングの基本」をプロが説明した。

<レッスン>

<1>スイングチェック

和田のティーショット。照山は「左右の脇をほどよくしめて、左脇腹リードでクラブのため(クラブが遅れ、グリップがボールを指すような感じ)が出来れば、さらに良くなる」とアドバイスした。

★菰田依未は「上級者の和田はポテンシャルも高く今のままでもうまい。会得するまでは、ボールが右に出るが、前傾を意識して体がスエー(横に流れない=回転で打つよう)しないよう。ドライバーからウエッジまで注意して」とHD5以下を目指して欲しいと激励した。

<2>コース戦略

照山は、ショット力があるのにコースで結果を出せないプレーヤーが多い。「自身の力量を把握、目標(狙い場所)を決め冷静にプレーして欲しい」とどんな状況でもすべてのホールでパー、バーディーをとりにいくことがスコアを崩す要因と指摘した。

菰田はコースのわなを見抜いてグリーンにボールを運ぶ。「自分の弾道のくせなども把握して楽しんで欲しい」と説明、「2番左OBで主導権が照山になった。試合では致命傷になる」とコース戦略の重要性を訴えた。(敬称略)

http://www.royalstar-gc.com/course.html

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