顔認証技術のパイオニア的存在、CyberLink(サイバーリンク、以下サイバーリンク社=東京・港区)が、AIを搭載した顔認証エンジン「FaceMe®」を開発した。

タイムカード管理や、工場、会社への出退勤管理、防犯セキュリティーなど、いろいろな用途に対応できるので、非接触のニューノーマルの実現が可能になった。近年激増しているiPadなどに別人の顔を表示して他人になりすまそうとしても見抜くことができる技術も持っておりセキュリティー強化に有効だ。

サイバーリンク社は1996年、台湾で設立。当初はパソコンやモバイル向けマルチソフトウエアを主に販売してきたが、2018年からは顔認証も手掛けるようになった。従来の顔認証にAIを導入し、画期的なエンジンとなった。「FaceMe®」は正面からの顔認証の精度が99%以上と、極めて高い精度を実現。マスク着用時の認証も飛躍的にアップした。さらに、ワイドの動き(左右60度、上下50度)への対応が大きな特徴である。実績が認められた20年、台湾・内政部警政署(日本の警視庁に相当)に採用され、警政署システムや公共安全関連アプリケーションの構築を支援している。

将来、あらゆる本人確認用途はもちろん、資格がないと使えないさまざまな機器の管理などが出来ることを目指す。

詳細はhttps://jp.cyberlink.com/facemeから

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