中学男子軟式野球の東京・北区新人リーグ戦で2月14日、神谷ライオンズが女子のクイーンズに5-3で逆転勝ちし、全勝優勝を果たした。

1点を追う神谷は3回、無死一塁から4番中島暖人主将(2年)が左翼越えに特大の逆転2ランを放ち、試合を決めた。「走者をかえすことだけを考えていた。勝利に貢献できてよかった」と笑顔満面。終了後はチームメートから手荒い祝福を受けた。

次の目標は全日本少年軟式野球北区予選とアンダーアーマートーナメント大会北区予選を勝ち抜くことだ。そのために「バッティング強化」を真っ先に挙げた三村直保監督。練習では常に打線のつながりを重視させ、細かな野球を正確に行うことで、2012年の全日本少年軟式野球都大会準優勝以上を目指す。

神谷は1966年(昭41)に設立、現在46人(入部予定者を含む)が所属している。チームは「野球を通じて、礼節を学び、心身の育成」を目的として活動する。また、高校でも通用するような本格的な野球を目指し、高度な技術の習得にも取り組む。練習は毎週土日と祝日、新荒川大橋野球場などで午前8時から午後5時まで行っている。OBには桑原義行(元DeNA)らがいる。

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