東京・葛飾区の「亀有ファイティングビューティースタジオ」（堀口達哉代表）には、バク転をはじめとしたアクロバット、殺陣、ジュニアアクション、現代アクションなどのクラスがあり、年長さんから60代まで現在120人以上が励んでいる。

堀口代表は俳優を対象にアクションを教えていたが、「一般の人にもアクションの楽しさを知って欲しい」と10年、同区金町にスタジオを開設した。

2月半ばに訪ねてみると、生徒5人が参加していた。ウオームアップの後、トレーナーの指導の下、側転や前宙、バク転などを約1時間繰り返した。医師を目指す中1の小林大晟君（13）は学校ではバドミントン部に所属するが、コロナ禍で活動停止中。勉強の合間に「何かしなくては」と思っていたところ、友人に誘われて昨年入会。今は週1回通っている。入会時から身長が15センチ伸びた半面、恐怖心が芽生え、左に曲がるようになった。指導するトレーナーの伊東タケノリさんは「ケガをさせないことを前提に、恐怖心を徐々に克服させる工夫をしている」と話す。

「亀有－」は先着順の完全予約制で、順番が回ってこないなどの心配はない。アクロバットクラスは1レッスン1650円（税別）から。

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