山梨学院大の卒業式が3月15日、山梨県甲府市の同大キャンパスで行われ、関東リーグ52季連続275連勝中のホッケー部女子の4年生6人が卒業式に出席した。

経営学部を卒業した松郁実は、同大の正課および課外活動で名声を高めた学生に贈られる「スチューデンツ オブ ザ イヤー賞」を受賞した。松は「ビックリしたけど賞は光栄です。この賞に恥じないよう頑張っていきたい」とニッコリ。「3年次に自身で初めてインカレで日本一になれてうれしかった。今年度は、優勝できなかったが、コロナ禍で練習に制限がある中、皆で試行錯誤して強くなれたことが財産、貴重な時間を得ることが出来た」と4年間を振り返った。

チームをけん引した和田茜主将は「同期6人で試合に出て、力強く支えてくれたことは、感謝の気持ちでいっぱい。ジョン監督からたくさんのホッケーを教えてもらった。自分らしいホッケーが出来て楽しめた」と充実したホッケー生活とかけがえのない人たちとの出会いに感謝した。

ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」候補の和田、松、田村綾菜はコカ・コーラ、鈴木美結はソニーHC、田中彩樹はグラクソ・スミスクライン、深田麻実子は候補の和田と共にコカ・コーラで、卒業後は日本リーグで競技を続ける。

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