神奈川綾瀬シニア(南関東支部・北ブロック) 今季のチームは強力打線が売り。「春季大会ではサヨナラ本塁打で勝利するなど、どこからでも点が取れる頼もしい布陣が組めています。課題があるとすればメンタル面。ちょっとした気のゆるみや集中力の欠如で無用の点をあげてしまうことがある。強い気持ちを持ち続ける鍛錬が必要ですね」と白石政美事務局長。

3年10人、2年8人、1年8人のチームをまとめるのは小泉柊人主将(三塁手・1番)だ。試合では、先頭打者として塁に出てかき回すプレーを率先してやれるムードメーカー的な役割も担う。「打撃陣は3番にエースの櫻井集明が入り、4番は清水龍斗(内野手)、5番に2年生捕手の武井寛悟が並びます。守っては身長のある櫻井がスリークオーター気味に投げ込む変化球が武器。『打ってみろ』と言わんばかりの気迫あふれる投球が気持ちいい。また、左腕の濱川隼とのエース争いも熾烈(しれつ)で互いの刺激になっています。2年にも攻守で注目選手はいます。まだまだ経験不足ですが、練習と実戦を積んで3年生をサポートしてもらいたい。夏季大会は1つでも多く勝つため、挑戦を続けていってもらいたいですね」(同事務局長)。

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