【浅井 悠由=あさいゆう】FB

昨年12月に就任した新監督チャビ・アルナウ氏。最初はリモートでの対面で、3月から代表合宿に合流した。浅井は「チャビ監督のやってほしいことも理解できる。個々の選手のプレーの特徴も覚えてくれていて、関係性的にはすごくいいかなと思います」。

選手個々に向けた指導では、戦術的な部分が多いという。「(ポゼッションを重視するなど)前監督とは戦術がまったく違うのですが、求めているホッケーは理解できるし、対応できていると思うので、そういう部分での不満はない」と話す。とはいえ、五輪イヤーでの監督交代は異例。不安や戸惑いは隠せない。

「現実的な面で言うと、今は国内でしかゲームができてないので、海外のチームと試合をした場合にチャビ監督がやろうとしている戦術がどうハマるのか、そこが想像つかない。やってみないとわからない…という部分はありますね」

五輪本番まで90日弱。新監督は戦術だけでなく、チーム全体に対して上半身強化のトレーニングも実施していくという。

「それは私自身の課題でもある。ドラッグフリックの精度を上げるためにも上半身はより強化していきたい。1試合通して動ける体力も養いたいですね」と力を込めた。

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