ビーチサッカーの祭典、第3回タチヒビーチカップが4月18日、東京・立川のタチヒビーチで開催された。初参戦の東京女子体育大学サッカー部は、バジェーナブランカ城北レディースに1-4で敗れた。

大学1、2年生で参加した選手たち。試合前、砂浜に素足で立った瞬間、ハイテンションで感激した。キャプテン役を任された前田瑞希(2年)は「まずは、楽しむのを一番にやっていきたい」とラテンの雰囲気を気に入っていた。背番号10の太田里菜(2年)は「ビーチは初めてです。砂浜はボールが転がりづらい。そこでどうやって工夫するか。工夫しながら楽しみたい」とチャレンジに前向きだった。

「私たち昨年1年生で新入生として入ったんですけど、本来なら4月から活動する予定だったのが、コロナで大学自体に行けなかったので、7月くらいからチームに入りました」と、コロナ禍を直撃した学年だ。それでも「昨年度はコロナで試合も出来ませんでしたが、今回のように、ビーチサッカーをするチャンスをつくってくださる方もいるので、そういう方へサッカーを通じて、感謝を行動で伝えられたらいいですね」。この日の空のように、澄み切ったポジティブさが、まぶしかった。

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