小学6年生を送り出す「NICIGAS第11回神奈川県ミニラグビーファイナルカップ」が3月28日、海老名運動公園陸上競技場で開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、新様式の大会となった。2月に2日間にわたって開催する予定だったのが延期、縮小され年度末の単日開催に。参加チームも前年度の28チームから16チームに縮小された。

総合優勝を決めず、3ブロックで決勝戦を行うのも大会初だった。グリーンブロック優勝は、藤沢ラグビースクール(RS)。鎌倉RSを54-14で下した。

藤沢RS菅野空太郎主将は「勝因は展開が速く出来たこと。コンタクトプレーで相手より勝てたので縦に強くプレーできたことが良かった。前へという意識は毎回の練習で意識してます。試合中に一番声を出すことを心掛けています」と試合内容を誇らしそうに話した。

今大会は、小学校を卒業してもラグビーを続けてほしいと願う大人たちの思いから発足したもの。菅野主将は「ラグビーは中学でも続けます。自分は身長小さいんですが、いろいろ活躍出来るし、ガツガツ当たったりできるところが楽しい」。この言葉こそ、大会11年目の収穫だ。

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