今年1月から活動をスタートさせた新東京ポニーの主将を務めるのは堅守の二塁手・髙橋悠斗(2年)だ。身長153センチとやや小柄だが、チャンスに強いバッティングと堅い二塁守備が魅力だ。髙橋は「自分から率先して動き、チームをまとめていきたい」と主将としての意気込みを述べる。学業成績も優秀で、得意科目は数学。中里雄一監督(50)は「髙橋は運動能力が高く、野球センスも抜群。たくさん食べて、体が大きくなったら、投手としても活躍してほしい」と髙橋に大きな期待を寄せる。

速球派右腕の奈良悠瑚(2年)がエース候補だ。憧れの選手はメッツのジェイコブ・デグロム。奈良は「速球で抑えるのが自分のピッチングスタイル。制球力を極めて大会で優勝したい」と目標を話す。中里監督は「単独チームとして試合ができるようになったら、4番・エースとして頑張ってほしい。1つ1つのプレーを丁寧に、精度を上げていけばもっといい選手になれる」と奈良の成長を楽しみにしている。

チームはまだ部員数が少ないため、江戸川ポニーと一緒に練習し試合に出場している。中里監督は「江戸川ポニーの鹿野浩司監督(50)にも鍛えてもらえるのは素晴らしい経験」と笑顔で話す。

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