小学6年生を送り出す「NICIGAS第11回神奈川県ミニラグビーファイナルカップ」が3月28日、海老名運動公園陸上競技場で開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、総合優勝を決めず3ブロックで決勝戦を行った。ブルーブロック優勝は、昨年のチャンピオン、相模原ラグビースクール(RS)。茅ケ崎RSを54-0で下した。

山口貴弘ヘッドコーチは「先輩がコロナ禍の中、練習で胸を貸してくれたのが勝因ですね。6年生も去年優勝している先輩みたいに、自分たちも優勝したいと切磋琢磨(せっさたくま)できた」と話した。昨年優勝した中学1年生が、力を貸してくれたとチームの絆を喜んだ。

千野哲平主将は「みんなが一丸となって攻撃出来たことが良かったと思います。この結果を家族と相模原ラグビースクールのみんなに伝えたい。良かったのは、みんなが声を出し続けて攻撃を止めずに、最後まで心を落とさずに続けられたことです。中学でも続けます。楽しいこともあり、大変なこともありましたが良いラグビー人生。これからも頑張ります」。自身も伝統をつなぐ一員になる意気込みだった。

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