四街道シニア（東関東支部・東千葉ブロック）　今季から監督に就任したのは向後貴司氏。チームスローガンである「全力プレー・チームプレー・思いやり」は踏襲しつつ、「誰もがやろうと思えばできる目標を作り、それを当たり前のようにやろう」と取り組んでいる。昨年は3年がいなかった関係で2年の向後智強と森虎之介がダブル主将を務めたが、今季も継続。「役割を分担し、コミュニケーションもうまく取れている」と同監督は評価する。向後は2番で遊撃手。森はエースだがヒジの故障もあり葉山洋翔と投げ分けている。「森は打撃面でも中軸で、ノーサインで任せられるし着実に走者をかえしてくれる。チームの得点源になっています」（同）。

夏季大会は3回戦で敗退したが、各選手の成長は著しかった。「特に打撃力の向上には目を見張るものがあります。1日1000本を目標に振ってきたかいがあった。3年では中堅手の兼坂康平が注目。彼のところに飛んだら安心と思えるほど、守備範囲も広く安定していました。2年では、夏季大会にひとりだけ参加した春山大地。柵越えもできる力があるし、投手としても球威があるので期待したい」（同）。

ダブル主将のもと、チームワークもより強固なものになった。残り少ない夏、全力で走り切る！

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