日本初の「ホールインワン確認システム」が15日、伊豆大島リゾートゴルフクラブ(東京・大島町)で8番・17番に設置され正式運用を開始した。

確認方法は、グリーン奥のカメラから、ショットからグリーンまでを録画し、ボールの軌跡、カップインを把握する。対象者がフロントに当日申請すれば、録画動画とホールインワン承認用紙を譲与する。

動画検証を行ったセコム損保の二階堂課長は「同ゴルフ場はホールインワン保険の規定であるパー35、9ホール以上を満たす。システムは正確に人物とボールの軌跡が確認できる」と「競技者が2人以上であれば保険の対象となる」と話した。

工藤章氏は2006年のゴルフコンペで、もう少しでホールインワンのショットが発明のきっかけになった。「キャディーが居ないと、ホールインワンが認められないのは、残念事」と無人でもホールインワンが確認できる方法を研究し、2007年(平19)12月に「ホールインワン確認システム」の特許を取得した。

グリーン横まで電源が配線出来れば、施工は簡単で、グリーン奥にポール設置と高性能カメラ、録画装置を設置するだけ。金額は7年リースで月約2万円程度。工藤氏は自身が会長を務める伊豆大島リゾートゴルフクラブでゴルファーの夢をかなえる。

◆導入問い合わせは、(株)アメニティコーポレーション(工藤章社長)【電話】03・5379・6292

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