田無シニア(西東京支部・多摩北ブロック)

今季よりユニホームを一新し、気持ちも新たに練習に取り組む。昨春には1年が24人も入部したことで競争意識が激化。いい意味での緊張感が増している。実際、現時点でベンチ入りの半分近くを1年生が占めているというから、2年はうかうかしていられない。

田無は投手の育成にも定評がある。今季の主力は4枚で、エース番号は本格派の金井太一が背負う。制球力のある髙木一輝とはエース争いを繰り広げており、ここに昨夏に移籍してきた左のスリークオーター永野俊が抑えの切り札として加わる。「永野は野球をよく知っている。声も出るし、チームに新しい風を吹き込んでくれている」と国谷裕次監督。4枚目には1年の亀井煌仁郎が控える。

打っては正捕手の樋川大地が3番で中軸。4番には1年の山崎祐(三塁手)が入り経験を積んでいる最中だ。これらのまとめ役が主将の吉田太陽(二塁手)。「彼は責任感が強く、自分のことよりチームのことを真っ先に考えてくれる。歴代主将の中でもキャプテンシーはトップクラス」と太鼓判を押す。この陣容で、スカイブルー軍団は春の関東大会出場を目指す。

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