女性起業家コンサルタントで、株式会社イオリズム・前田伊織代表取締役が24日、「女性のための 稼ぐ教科書 一瞬で経験をお金に変える魔法」(幻冬舎刊、定価1650円=税込み)を出版した。

27歳まで精神的につらい生活を送ったが、イスラエルに移住し、飛行機の機内で、北欧の孫娘に会いに行くイタリアの老人と出会う。老人は彼女の毛糸で編んだキノコの編み物を「孫娘が喜ぶので、ぜひ売って欲しい」と懇願し、買ってくれた。好きな編み物で喜んでもらえ、さらにお金を生み出したことに自信がつき、その後、服や雑貨の輸入販売事業を手がけた。

2011年3月の東日本大震災で、命の時間を有効に活用することを自覚し、13年5月に10年間経営していたショップを閉鎖。同12月にブログを立ち上げた。現在、起業の方法を教える「伊織塾」を主催し、1人で年商4000万円を稼ぎ出す逸材である。

著書で自身の造語「エクマネ」に触れている。経験(エクスペリエンス)と収益化(マネタイズ)を組み合わせたもので、自身の経験という原石を磨き、感謝されて、お金を稼ぐ。「稼いだお金を、子どもたちの将来(未来軸)に使い、バトンを渡していきたい」と願う、秀逸の1冊だ。申し込みはQRコードから。

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