牛久シニア(東関東支部・茨城ブロック) 今年1月に就任した緒方英監督(竜ケ崎南高-中央学院大)は、基本方針をスタッフとともに確認した。「野球を今よりもっと好きになってもらいたい。高校・大学でもやってもらえるよう、その橋渡し役になりたい」。ボールに集中することを大事にした上で、全体的な守備力向上に努めている。

目下の悩みは投手陣が安定しないことだ。エース番号は坪田然。「強気で押していく速球派だが、スライダーやカーブでかわす投球もできる。まだ線は細いが、毎日グラウンドから走って帰るなど努力家です。2番手は熱田涼安。あとは主将の根本涼宇(遊撃手・1番)もマウンドに立つ」。

打っては3番にミート力の高い正捕手吉満大葵が入り、4番にチーム一の長打力を誇る熱田(三塁手)、そして5番には古宮寛之(中堅手)が控える。「昨年の途中からグラウンドが変わり、送迎面で保護者の協力が必要になった。その恩に報いるためにも夏は1戦1戦をチーム一丸で戦い、1つでも上を目指したい」。

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