目黒西シニア(東東京支部・城南ブロック)創部50周年の今季、チームは打撃力が身上。4番の猿田竜生(捕手)を主軸に1番大滝達哉(外野手)3番米田陽大(外野手)とパンチ力のある選手が並ぶ。宮越俊樹監督は、守備面の強化が課題と考えた。「特に力を入れたのは、ポジション別の専属コーチを付けたこと。その成果はエラー数の減少に表れました」と話す。

エースは湊孔太郎。130キロ近い直球が武器。「闘志は内に秘め、どんなにピンチの時でも淡々と投げるタイプ。指導陣としては安心して任せられる」と太鼓判を押す。2番手以降には北川龍之介、横手投げの高橋斗碧が続く。

「チームにはムードメーカーが2人。天真爛漫(らんまん)で笑顔の絶えない濵野翔大主将(遊撃手)と、野球経験1年ながら成長著しい外野手の壹岐賢神です。50メートルを6秒台前半で走る脚力と球さばきは、他のチームの指導者が驚くほどの成長ぶり。泥まみれになり練習してきた姿が他の選手の刺激になりました」。

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