春の東日本ブロック王者を争う、日刊スポーツ杯第13回関東大会が13日、千葉柏の葉公園野球場で開幕した。同ブロック所属チームを紹介する。

横浜ヤング侍

【創立】2009年

【主な活動場所】横浜ヤング侍MAX練習場(神奈川・相模原市)

【活動日】土・日・祝8時間、大会前の平日1~2日2時間

【主な成績】支部大会優勝4回、同準優勝4回、全国大会=春4回、夏3回

【チームスローガン】チーム一丸、栄光に近道なし

少数精鋭のファミリーチームで高校、社会人になって通用する人間形成を目指す。昨季の東日本秋季大会3位を土台に、今季は全国大会出場を目標にする。國府田真監督(59)は、課題に投手陣の安定とフルスイングを挙げた。

投球フォームの改善など克服すべき点は、動画撮影による見える化で、選手個人に認識させている。下半身強化を自主練習でのランニングで図り、素振りでバットを振り込む。

國府田監督が期待するのは、野口大芽主将を筆頭に尾上凱音、菊地原佳太の3人の頑張り。投手陣は野口、坂井柊那、尾上凱の制球が安定してくれば試合を作れる。俊足の坂井がどれだけ出塁できるか、2年生が勝利のカギを握っている。

野球以外でも、餅つき大会、BBQのイベントや高校野球観戦などで交流を図り、少数精鋭ならではのチームワークを育てている。

野口主将は「気持ちを切らさず粘り強く、試合に全力で取り組み、上を目指したい。高校1年からメンバーに入るため、残された中学生活を無駄にせず、けがをしない体づくりや技術面を磨きたいと思います」。

※チーム公式HP、フェイスブック、インスタグラム配信中