[ 2014年6月18日7時59分 ]

 W杯ブラジル大会で、日本サッカー協会の大使を務める元日本代表三浦知良(47)が17日(日本時間18日)、サンパウロの日本人学校や福祉施設を訪問した。

 学校では小中学校の児童・生徒約250人と交流。「何でも自分の好きなことを一生懸命やることが大事。毎日続けることは大変だが、苦しいことでも続けてほしい」と呼び掛けた。

 じゃんけん大会で勝ち残った5人に三浦のサイン入り日本代表ユニホームをプレゼント。受け取った小学2年の小林玲哉君(8)は「カズさんのようにプロになって活躍したい」と目を輝かせた。村石好男校長(55)は「こうした機会に夢を持つことの大切さを学んでほしい」と話していた。

 その後、三浦は協会の大仁邦弥会長と共に、日系人が多く入所する特別養護老人ホームで高齢者を励ました。

 2つの施設を訪ねた後、三浦は「いろいろなところで日系の人たちが頑張っていると感じた。自分はサッカーのプレーでしっかりと頑張る姿を見せたい」と語った。