[ 2014年5月16日7時15分

 紙面から ]

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が15日、東京・千代田区のホテルでメンバー選考の根拠を語った。メンバー23人の中にはGK以外の長身選手が少なく、あえて空中戦対策で高さのある選手を選出しなかった理由などを明確にした。

 194センチ・ハーフナー、185センチ豊田らを招集しなかったのは、4年間の代表指導、232試合の視察から導いた答えだ。「日本サッカーに空中戦の文化がさほど入っていない。幼少からボールを大事にする教育をされたメンバーが多く、空中戦の成功体験を持っていない。残り15分の空中戦を具現化するのは難しいと考えた」と話した。