[ 2014年6月5日7時45分

 紙面から ]

 ザックジャパン不動の左サイドバック、DF長友佑都(27=インテルミラノ)が「ネガティブな自信」を取り除く。3日(日本時間4日)、代表宿舎で合同取材に応じ「コスタリカ戦で良い形で勝利して、これからフワッと進むとスキが出る。相手を見下すようなネガティブな自信は良くない」と強調した。

 コスタリカ戦は後半16分から途中出場したが、前半はベンチから戦況を見守り「あれだけチャンスをつくりながら決められないとW杯では厳しい」と危機感を持った。だから、チームに慢心が漂わないかを注視。「ネガティブな自信には気をつけないと」と話した。

 コスタリカ戦後には、FW本田、香川とともに恒例の「トップ3者会談」も実施したという。「僕たちが進んでいる方向は間違いない。自分たちのサッカーができれば強豪国にも勝てるということを確認した」。世界を相手にやれる自信はあるからこそ、チームの精神面を引き締めていく。