SKE48松井珠理奈(18)松井玲奈(23)が8日、名古屋市のSKE48劇場で行われたチームS公演にそろって出演した。

 13年の組閣で、松井玲がチームEに異動してから、特別公演を除けば1年8カ月ぶりのそろい踏み出演。偶然スケジュールが空いた松井玲に、この日生誕祭(誕生日イベント)だった松井珠が「出ればいいじゃん? (1期生が)みんな出るよ」と呼び掛けて実現した。「仲間の歌」では、2人で抱き合うなど、公演での久々の共演を楽しんでいた。

 この日は在籍する1期生5人がそろい踏みした。大矢真那、3月に卒業する中西優香、佐藤実絵子も出演。この5人の同時出演は約6年ぶりで、松井玲は「1期生が集まって公演できることはもうあまりない。特別な時間を過ごしていきたい」と貴重な機会をかみしめていた。最後は感極まったのか、涙を流しながら歌っていた。中西も「シャッフル公演があって、1期生が全員そろった。それが珠理奈の誕生日にできたことがうれしい」と、晴れやかな表情を見せていた。

 生誕祭セレモニーでは、佐藤が松井珠に祝福の手紙を送った。昨年の大組閣でチームSに復帰した佐藤は、「戻ってきた意味はたくさんあると思うけど、その中の1つは、同期の仲間ともう一度過ごすためだと思う。この1年、本当に宝物です」と手紙にしたためた。

 同期全員に祝福された松井珠は、「これからの48グループを引っ張っていきます」と宣言。「今年の総選挙で1位になれるか分からないけど、近い将来、絶対1位になって、SKE48、AKB48のファンにも認めてもらいたい。前田敦子さん、大島優子さんのような、次の世代を担う人になる」と言い切った。