HKT48が22日、沖縄・宜野湾海浜公園で、「HKT48全国ツアー~全国統一終わっとらんけん~」の追加公演を行った。

 アンコールで、新曲「12秒」(4月22日発売)をサプライズで初披露した。水兵風の衣装もお披露目。曲のテーマはファーストキスで、ダブルセンターの一角を務める児玉遥は「タイトルの『12秒』っていうのは、キスの時間のことなんですよ。曲の最後のメンバーの『キス顔』が見られるんです!」とアピール。同じくセンターの宮脇咲良は、HKT48のシングル曲では初めてセンターを務めており、「『12秒』って歌えば歌うほど好きになっています。私は初めて、はるっぴ(児玉遥)と一緒にダブルセンターって形でやらせていただきます。新しい選抜の16人で、すてきな楽曲を作っていければと思います」と話した。

 また、デビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」以来4作ぶりの選抜入りを果たした植木奈央は、「1枚目しか選抜に入ってなかったので…4枚越しに戻ってこれてすごくうれしいです。頑張ります」と涙を流した。同期の児玉や松岡菜摘らももらい泣きした。

 この日は、地元の演奏者たちによる三線の音色に合わせて、エイサーとともに「桜、みんなで食べた」「恋するフォーチュンクッキー」の沖縄バージョンも披露。終盤の「メロンジュース」では、花火が300初打ち上げられるサプライズ演出もあった。指原莉乃は「沖縄、最高じゃねえか! これ以上なことはないです」と感激。朝長美桜も「花火、最高でした。びっくり。記念すぎて泣きそうでした」と笑った。

 パフォーマンスだけでなく、トークでも会場を沸かせた。坂口理子は「この間温泉旅行に行ったんですけど、私が美乳だって話になったんですよ。これからはおっぱい放りだしキャラになります。今日は野外会場なので、開放的になっています」と大胆発言。田中菜津美は「沖縄って、顔の濃い方が多いイメージなんです。私は顔が薄いので、沖縄の方と結婚したら、『いいヤツ』が生まれると思う」と笑いを誘った。

 最後は指原が「沖縄のみなさんは本当に本当にありがとうございました」と締めくくり、ファン2200人から大歓声を浴びた。