ＡＫＢ４８が９日、東京・有明コロシアムで、５年半ぶり２回目の「ＡＫＢ４８大運動会」を開催した。チームＡ、Ｋ、Ｂ、４、８の５チームに分かれて、短・長距離走や玉入れ、大縄跳び、腕相撲や障害物競走などに挑戦。チームの団結力を競った。

　優勝は、昨年４月に４７都道府県の代表メンバーで結成されたキャリア１年のチーム８。最終種目のチーム対抗リレーで、ぶっちぎりの首位だったＫを抜き去って、逆転勝利した。Ｖ候補の先輩チームを下し、宮崎出身の谷口もか（１３）は「感動じまじだ～」と大号泣。暫定キャプテンの京都出身の太田奈緒（２０）は「ホンマにみんなでつかんだ１位やから、うれしくてよう分からへん」と京都弁で喜んだ。

　一方、Ｋもダブルエースの山本彩（２１）がリレーで転倒し、松井珠理奈（１８）が足をつるなど、最後まで真剣勝負だった。チーム８への優勝賞品は、メンバー全員での１泊２日の温泉旅行と、メンバー１人ずつにソロ曲のレコーディングがプレゼントされる。